一人前エンジニア道場

営業視点 / 約25分

見積もりと納期: 不確実性と誠実に向き合う

なぜこれを学ぶか

「いつできますか?」に答えるのはエンジニアの最も難しい仕事の一つです。過度な楽観は信頼を失い、過度な悲観は仕事を失います。

見積もりの基本は 分解 です。「管理画面を作って(2週間)」ではなく、タスクに分解すると「ログイン(0.5日)+一覧(1日)+CSV出力(1日)+…+予備日」の合計になり、精度と説明力が上がります。

不確実性は隠さず幅で伝える: 「楽観3日・普通5日・悲観10日」。単一の日付は「約束」として扱われますが、幅は「見積もり」として扱われます。

納期・品質・影響範囲のトレードオフを明示しましょう。「来週までなら、検索機能を削れば可能です」のように、選択肢と引き換え を提示するのがプロの交渉です。

遅れが見えた時の報告は 早ければ早いほど価値がある。「間に合いません」は納期当日に言うと裏切りですが、1週間前なら対策を打てる情報です。

重要ポイント

  • 見積もりはタスク分解で精度と説明力を上げる
  • 不確実性は幅(楽観/普通/悲観)で伝える
  • 遅延の予兆は即共有。情報は早いほど価値がある

コーディング演習実際に書く

見積もりの「幅」を計算する関数を書いてください。楽観値・悲観値・信頼度(0-1)を受け取り、期待値を返します。計算式: 期待値 = 楽観値 × 信頼度 + 悲観値 × (1 - 信頼度)。例: estimateRange(3, 10, 0.7) → 3×0.7 + 10×0.3 = 5.1。小数第1位に丸めてください。

function estimateRange(optimistic, pessimistic, confidence)

スキルセルフチェック

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