一人前エンジニア道場

ポートフォリオ制作演習 / 約20分

ポートフォリオの磨き方(README・チェックリスト・面接ストーリー)

なぜこれを学ぶか

コードが動くようになったら、次は「見せ方」を磨く番です。このレッスンでは評価されるREADMEの書き方、動作チェックリスト、そして面接で使える「説明ストーリー」の組み立て方を学びます。同じアプリでも「見せ方」で評価が大きく変わります。

評価されるREADMEの6要素: ①概要(1〜2行)「このアプリは〇〇のためのWebアプリです」②デモURL(本番URLが命)③スクリーンショット(一覧ページ・登録画面を1〜2枚)④機能一覧(箇条書き)⑤技術スタック(使った言語・ライブラリ・DB)⑥ローカル起動手順(git clone → npm install → node server.js の3ステップで動くように)

動作確認チェックリスト(リリース前): □ デプロイURL でブラウザから開ける □ 問い合わせを新規登録できる □ 一覧に表示される □ ステータスを変更できる □ ページをリロードしてもデータが残っている □ スマートフォンでも崩れない(最低限)□ README にデモURLが記載されている □ GitHubリポジトリがPublicになっている

面接での「ストーリー」組み立て方: 面接官は「技術の知識」だけでなく「課題を解決しようとした姿勢」と「学習プロセス」を見ています。推奨のストーリー構成: ①背景「〇〇という課題に気づき」→ ②目的「〇〇を解決するために作りました」→ ③技術選定の理由「〇〇を使った理由は〜です」→ ④苦労した点「実装で一番難しかったのは〜で、〜して解決しました」→ ⑤今後「次は〜機能を追加したいと考えています」

「苦労した点」の答え方: 最悪な答え: 「特になかったです」。良い答え: 「CORSエラーが出てAPIが繋がらず、2時間詰まりました。調べてExpressのcorsミドルウェアを設定したら解決しました」。具体的なエラー名と解決プロセスが「実際に作った証拠」になります。作業ログ(メモやコミットログ)を見返して準備しておく。

【ワークシート P4】: 自分のポートフォリオ用に以下を作成してください。①READMEのドラフト(概要・デモURL・機能・技術スタック・起動手順)②動作確認チェックリスト(上記8項目を自分のアプリに合わせて追記)③面接用ストーリー(5段階の構成で100〜200字)④「苦労した点と解決策」を2〜3個書き出す(コミットログを見返して)

重要ポイント

  • READMEの6要素: 概要・デモURL・スクリーンショット・機能・技術スタック・起動手順
  • デプロイURLとGitHubのPublic設定が命。まずここから
  • 面接ストーリーは「背景→目的→技術選定→苦労→今後」の5段階で
  • 「苦労した点」は具体的なエラー名と解決プロセスで答える。「なかった」は最悪

理解度チェック

選ぶと即座に解説が表示されます。

面接でポートフォリオを説明するとき、最も評価される「苦労した点」の答え方はどれ?

ヒントを見る

面接官は「完璧な経験」ではなく「問題を解決した過程」を知りたがっています。

コードレビュー演習

以下はポートフォリオのREADMEドラフトです。 「評価されるREADMEの6要素」の観点で、最も重要な欠落を見つけてください。

# ContactBoard - 問い合わせ管理ツール

## 概要
社内の問い合わせをWebで管理するツールです。

## 機能
- 問い合わせの一覧表示
- 新規問い合わせの登録
- ステータスの変更(未対応・対応中・完了)

## 技術スタック
- フロントエンド: HTML / CSS / JavaScript
- バックエンド: Node.js + Express
- データベース: SQLite

## ローカル起動手順
```bash
git clone https://github.com/yourname/contact-board.git
cd contact-board
npm install
node server.js
```
ブラウザで http://localhost:3000 を開いてください。

このREADMEで最も重要な欠落はどれ?

ヒントを見る

面接官がGitHubを開いて最初に確認する「証拠」は何でしょうか?

スキルセルフチェック

このレッスンの内容をどの程度理解できましたか?