インフラ・運用 / 約20分
クラウドの基本概念(IaaS/PaaS/SaaS)
なぜこれを学ぶか
「クラウドを使っている」と一言で言っても、その中身は大きく違います。IaaS/PaaS/SaaSの違いを理解すると、責任範囲や運用コストの見積もりが正確になります。
IaaS(Infrastructure as a Service) はサーバー・ネットワークなどのインフラをそのまま貸してくれる形態です(例: AWS EC2)。OSの設定・ミドルウェアの管理は自分で行います。
PaaS(Platform as a Service) は実行環境ごと提供され、コードをデプロイするだけで動きます(例: Cloudflare Pages/Workers、Heroku)。サーバー管理から解放される分、自由度は下がります。
SaaS(Software as a Service) は完成されたソフトウェアをそのまま使う形態です(例: Gmail、Slack)。開発者ではなく利用者向けの分類です。
この3つには 責任共有モデル という考え方があります。クラウド事業者が「どこまで」を保証し、利用者が「どこから」を責任持つかの境界線で、IaaSに近いほど利用者の責任範囲が広がります。
PaaS/SaaSを使う利点は、スケーリングやサーバーの保守といった トイル(繰り返しの定型作業)を削減 できることです。個人開発や小規模チームほど、この恩恵は大きくなります。
重要ポイント
- IaaS=インフラ貸し、PaaS=実行環境ごと、SaaS=完成品
- 責任共有モデル: IaaSに近いほど自分の責任範囲が広い
- PaaS/SaaSはスケーリング等のトイルを削減できる
理解度チェック
選ぶと即座に解説が表示されます。
「コードをデプロイするだけで実行環境やスケーリングまで提供され、サーバーのOS管理は不要」なサービスは、どの分類に近いか?
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サーバーのOS設定やスケーリングの仕組みを自分で構築する必要がありますか? それとも「コードをデプロイするだけ」で動きますか?
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