一人前エンジニア道場

Webセキュリティの基礎 / 約20分

セキュリティレビューの視点(OWASP的な考え方)

なぜこれを学ぶか

セキュリティの専門家でなくても、「明らかに危険なパターン」を見逃さない視点は身につけられます。共通言語としてのOWASPを知りましょう。

OWASP Top 10 は、Webアプリケーションで頻出する脆弱性をまとめたランキングです。チームや業界で共有される「共通言語」として機能します。

代表的な脆弱性に パストラバーサル があります。ユーザー入力をそのままファイルパスに使うと、../../etc/passwd のような入力で意図しないファイルにアクセスされる恐れがあります。

安全でないデシリアライゼーション も注意すべき項目です。信頼できないデータをそのままオブジェクトに復元すると、任意のコード実行につながることがあります。

レビューの実践的なコツは「入力→検証→利用」の流れを辿ることです。ユーザー入力がどこから来て、どう検証され、どう使われているかを追跡すると、抜けている検証が見えてきます。

完璧を目指す必要はありません。まずは「明らかに危険なパターンを見逃さない」という現実的なゴールから始めましょう。

重要ポイント

  • OWASP Top10は脆弱性の共通言語
  • ユーザー入力をそのままファイルパスに使うとパストラバーサルの危険
  • レビューは「入力→検証→利用」を辿る

理解度チェック

選ぶと即座に解説が表示されます。

`fs.readFile(userInput)` のようにユーザー入力をそのままファイルパスに使っている。最も警戒すべき攻撃は?

ヒントを見る

ユーザーが `../../etc/passwd` のような文字列を入力したら、どのファイルが読まれてしまうか考えてみましょう。

スキルセルフチェック

このレッスンの内容をどの程度理解できましたか?