一人前エンジニア道場

AI時代のエンジニアリング / 約25分

AIのコードを信用しない、検証する

なぜこれを学ぶか

AIは自信満々に間違えます。「動くコード」と「正しいコード」の違いを見抜く力が、AI時代のエンジニアの基礎体力です。

AI生成コードの典型的な問題: 存在しないAPIの幻覚、非推奨の古い書き方、エッジケースの無視、セキュリティパターンの欠落、テストされていない「それらしい」ロジック。

検証の手順: ①仕様との照合(頼んだことを全部やっているか)→ ②境界条件の確認(0件・null・巨大データ)→ ③公式ドキュメントとの照合(APIは実在するか)→ ④実際に動かす。

「動いたからOK」は最も危険な思考です。happy pathで動いても、エラー時にデータが壊れるコードは害悪です。異常系のテストケースを自分で書く 習慣が検証力を鍛えます。

AIへの指示出しも技術です。曖昧な依頼(「ログイン作って」)は曖昧な結果を生みます。コンテキスト(技術スタック・既存規約)+要件+制約+受け入れ条件 を構造化して渡しましょう。

重要ポイント

  • AIは「ほぼ正しい」コードを自信満々に出す
  • 検証4ステップ: 仕様照合→境界条件→ドキュメント照合→実行
  • 指示は構造化する(コンテキスト+要件+制約+受入条件)

理解度チェック

選ぶと即座に解説が表示されます。

AIに「パスワードリセット機能」を実装させた。レビューで最優先で確認すべきことは?

ヒントを見る

AIは「動くhappy path」を優先しがちです。パスワードリセットが攻撃者に悪用されるとしたら、どこを突かれるでしょう? セキュリティの観点で考えてみましょう。

コーディング演習実際に書く

AIに書かせたコードを検証する練習です。ユーザー入力が「危険な文字」を含むかチェックする関数を書いてください。< > & " ' のいずれかを含めば true、含まなければ false を返します(XSS対策の第一歩です)。

function containsDangerousChars(input)

スキルセルフチェック

このレッスンの内容をどの程度理解できましたか?